この記事は、
英単語は1日何個ずつ覚えるべきなの?
という点が気になっているあなたに向けて、TOEIC915点の筆者自身の経験を交えてお答えしていきます。また、合わせて、僕自身が考える
英単語の効率的な覚え方もまとめてご紹介します!
なるべく早く英語力を高めたい!
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と考えている方には、少し高額ではありますが英語コーチングサービスの利用をおすすめします。ぜひ以下の表や記事も参考にしてみてくださいね。
サービス名 | PROGRIT (プログリット) | RIZAP ENGLISH (ライザップイングリッシュ) | TORAIZ (トライズ) |
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1日に覚える英単語数はあなた次第
結論からお伝えすると、
「1日に覚えるべき英単語数」にベストとされる答えはありません。
やはり人それぞれで最適な覚えるべき英単語数は変わります。
なぜなら、
人それぞれで現在覚えている英単語数が異なりますし、毎日英語を学習できる時間も異なるから。
さらに
英単語を覚えられる暗記力、記憶力にもちがいがあるから
です。つまり、1日に覚えるべき英単語数は以下のような方程式にできると僕は考えています。
少しややこしいかもしれませんが、
αはあなた自身で見つけていくべき変数
のようなものだと考えてください。大事なことは、
あなたに最適な1日に覚えるべき英単語数は、あなたのレベルで変わる
ということ。ただ、この結論を聞いて、
そんなことはわかってるよ…
とがっかりされないでください!ここからは、
あなた自身が1日に覚えるべき英単語数の目安をどのように決めていけばいいのか?
について解説していきます。
1日に覚える英単語数の決め方
改めて、
1日に覚えるべき英単語数はどのように決めていけばいいのでしょうか?
ここから順番を追って、
1日に覚える英単語数の決め方
をお伝えします。順番と内容は以下のとおりです。
- 1日の英語の勉強時間を決める
- 自分の暗記能力、記憶力を見定める
- 1日に覚える英単語数をいったん設定する(例:50個)
それぞれ具体的にどのようなことをすればいいのか、解説していきます。
1日の英語の勉強時間を決める
さきほど1日に覚えるべき英単語数は、
ということをお伝えしました。さらに、
英語学習量
とはイコール
英語を勉強する時間
と言い換えることができます。だからこそ、1日に英単語を何個覚えるべきかを考えるときはまず、
あなた自身が1日にどれくらい英語を勉強する時間を作ることができるか
を考えましょう。例えば
1日1時間勉強する人
と、
1日2時間勉強する人
では、単純計算で覚えるべき英単語数は倍違うはずです。ただ、
ここで設定する勉強時間は決して無理のない範囲で設定しましょう。
いきなり
毎日4時間勉強する!
と設定しても、続けられなければ意味がありません。
この時間なら確実に毎日勉強できる!
という時間を設定することをおすすめします!
自分の暗記能力、記憶力を見定める
人それぞれで暗記能力や記憶力は違う
と僕は考えています。もともと何かを暗記するのが上手な人と、暗記が苦手な人は当然いるので、英単語の暗記も自分にあったやり方で進めるのが得策です。では、
どのようにして自分の暗記能力を見定めればいいのでしょうか?
僕がおすすめするのは、
試しに10個の知らない英単語を5分間で何個覚えられるかをテストしてみる方法
です。5分間覚える時間を設けて10個中10個完璧に覚えられる方ならかなり暗記能力は高いですし、5個以下ならそこまで暗記が得意とは言えないかもしれません。ただ
だと僕は感じています。なので
です。
1日に覚える英単語数をいったん設定する(例:50個)
1日の勉強時間と、自分の暗記能力が把握できたら、次は
1日に覚える英単語数を一度設定してみましょう。
僕自身の経験からお伝えすると、
ようにしていました。ちなみに
僕は1日2時間英語の勉強をする場合は、4分の1の「30分程度」を英単語の暗記に使っていました。
加えて、僕の暗記能力は決して高いほうではなく、さきほどの10分暗記テストで言えば、「5個覚えられればいいほう」というレベルでした。参考にしてみてください。そのうえで、
毎日50個ずつ新しい単語を覚える努力をして、翌日は前日に覚えた英単語50個を復習するというサイクルで学習を進めました。
そのため、英単語学習の前半は前日の復習、後半は新しい英単語の暗記という流れで毎日コツコツと学習を進めていきます。
英単語の具体的な覚え方
さきほど一部簡単に触れましたが、ここからは
具体的な英単語の覚え方
をお伝えします。英単語がなかなか覚えられないという忙しい社会人の方向けに特化してお伝えした記事もあるので、こちらで記載する内容で物足りなかった方はお時間あるときに参考にしてみてください。
それでは順番を追って、具体的な英単語の覚え方をみていきましょう。
自分に合った英単語帳を選ぶ
最初のステップとして大事なのが、
自分に合った英単語帳を選ぶ
ということです。「自分に合った」というのはどういうことかというと、
自分の英語学習の目的に合った
という意味になります。例えば、TOEICの点数を伸ばしたいのに、中学生におすすめの英単語帳や高校受験用の英単語帳をたくさん勉強することは、
ですよね。TOEICの点数を伸ばしたいのであれば、TOEICに特化した英単語帳を選ぶべきだと僕は考えています。なので、英単語帳を選ぶうえで、
英単語を覚えて何がしたいのか?
何のために英単語を覚えるのか?
をしっかり考えていただき、目的に合った英単語帳を選んでみてください。例えば、
仕事の昇進のためにTOEICの点数を伸ばしたい!
なら「金フレーズ」がおすすめですし、
海外留学のためにTOEFLの点数を伸ばしたい!
なら「TOEFL TEST英単語3800」を中心に英単語暗記を進めることをおすすめします。おすすめの英単語帳については以下でまとめているので、気になった方は参考にしてみてください。
正しい英単語の発音を確認して音読する
ここからは具体的な英単語の覚え方をお伝えしていきます。まず僕自身が英単語を覚えるときに大事にしている点は
発音の理解
と
音読
です。具体的には、文字として英単語を覚えたとしても
と思います。なので、英単語の字面だけではなく、
正しい発音もしっかり覚える必要があります。
正しい発音は、Google検索などで覚えたい英単語を調べればすぐにわかるので、英単語を覚えるときは意味とあわせて
正しい発音
もしっかり覚えるようにしたほうが勉強効率は格段に上がります。さらに、
していきます。なぜかというと。
英単語を実際に声に出すのと、出さないのとでは、脳への定着率がかなり変わるから
です。五感を使って横着せずに、しっかりと英単語を正しい発音で、声に出して覚えることをおすすめします。
覚える英単語を映像でイメージする
英単語を声に出しながら覚えようとしているけど、それでも忘れてしまうという方ににお伝えしたいことは、
覚えようとしている英単語を映像や画像のイメージを見ながら覚える
という方法です。人それぞれ覚えやすいやり方はあると思いますが、
です。そのため、英単語を覚えるときは、その英単語のイメージを見ながら、意味や発音を記憶するようにしていました。
例えば
dairy(名詞:乳製品)
という英単語がどうしても覚えられなかったとします。そういうときはGoogleで
dairy
と画像検索すると乳製品の画像がずらっと並ぶはずです。そのイメージを使って、dairyを覚えようとするときは必ず、この画像を見ながら発音して記憶するという作業をします。そして、逆に画像だけを見て、
この意味は?
と自分の脳内で記憶を呼び起こすようにトレーニングすると、
自然と画像を見たら「dairy」、「dairy」と聞いたらあの画像
という感じで記憶がつながり、覚えやすくなります。
と僕は感じています。小説のワンフレーズよりも映画のワンシーンのほうが思い出しやすいのと一緒の理屈なのかなと思います。
英単語を使うシーンを例文で確認する
さらに覚えた英単語の定着をよりスムーズにするために、
その英単語がどういう場面で、どのような形で使われやすい単語なのかを確認しながら覚えていくことも有効
です。この作業はスムーズに覚えられなかった単語だけやることをおすすめします。理由は一言で言うと、
そのため、
覚えられなかった英単語限定
長期記憶にしたい英単語限定
で、この学習法を進めましょう。僕は「PlayPhrase.me」というサイト(アプリもあります)で英単語を使うシーンを確認しています。このサービスで自分が覚えたい英単語を入力すると、
してくれます。そのシーンを見ると、なんとなくその英単語が使われるシーンや、前後関係でよく併用される英単語などもわかるので、
使い方のイメージが湧かない…
というときにとてもおすすめです。
前回覚えた英単語を復習してから次の英単語の暗記に進む
ここまで英単語の具体的な覚え方をお伝えしてきましたが、
覚えた英単語を繰り返し復習する、という作業が英単語の暗記ではとても重要
です。例えば、英単語学習の初日に50単語を新しく覚えたとして、2日目は初日に覚えた50単語の復習と新規の英単語50単語を覚えていく、という感じです。
おそらく初日に覚えたと思っている英単語50単語のうち、実際に覚えられている英単語は10~20単語くらい
だと思います。なので2日目、3日目、4日目と、初日に覚えた英単語を繰り返し復習して、
1週間をめどに総復習する
ここまで1日に覚える英単語数を決めて、翌日は覚えた英単語を復習して繰り返す、というプロセスをおすすめしてきました。追加でやっていただきたい暗記方法として、
1週間(5日でもよいと思います)を目安にして、その日までに覚えてきた英単語の総復習をする
ことです。
しましょう。このときの総復習で、
実際に覚えた英単語数が、覚えたはずの英単語数の4分の1を超えていなかったら、1日に覚える英単語数を調整してもいい
かもしれません。どういうことかというと、1日50個覚えようとしたら、1週間で350個(50個×7日間)覚えることができるはずです。でも実際に1週間後に総復習をしてみたら、350個の4分の1以下の70個しか覚えられていなかったとします。そうであれば、1日に覚える英単語を少し減らして30個にするなど調整してみましょう。また、記憶を定期的にメンテナンスして、
あー、そういえばそういう意味だった!
という感じで、
そのためにも総復習は欠かせないプロセスです。
英単語を覚えるときの注意点
英単語を覚えるときの注意点としてお伝えしておきたいことは、
でいただきたいということです。どういうことかというと、
- 英単語を繰り返しで覚えず、1回で覚えようとする
- 発音しないで、英単語を字面で追っているだけ
というやり方で覚えようとしないでほしいということです。
しっかり発音して、繰り返して覚える。
それが英単語暗記のシンプルで一番効率のよい覚え方だと僕は考えています。
まとめ:覚える量は人それぞれでも、覚え方は同じ
いかがだったでしょうか?
英単語を1日何個覚えるべきか?
という疑問に対する答えは、
です。ただ、
最適な英単語数は人それぞれでも、覚え方は同じ
です。ぜひこの記事をあなたの英単語学習に役立てていただければ幸いです。
どうしても英単語が覚えられない…
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