耳では聞き取れているつもりなのに、なぜかシャドーイングをしようと思うと口が回らない…
という経験ありませんか?
僕自身も英語の学習を始めた当初は、シャドーイングでうまく口が回らずよく自分にイライラしていました…
この記事ではシャドーイングで口が回らないとお悩みの方に向けて、
シャドーイングで口が回らない原因を3つ解説したうえで、シャドーイングで口が回やすくするための対処法をお伝えします。
ぜひ最後までご覧いただき、明日からのシャドーイングをより充実したものにしてください!
そもそもシャドーイングのやり方がわからない!
という方は以下の記事をご覧いただいてからこの記事を読むとより効果的です。
シャドーイングで口が回らない原因3つ
理解はできているのに実際にシャドーイングしようとすると口が回らない…!!
そう感じている方にまず、シャドーイングで口が回らない原因を3つお伝えします。
僕が考える原因3つは以下のとおりです。
- シャドーイングの音源が早すぎる
- 英語の発音ルールを理解していない
- シャドーイングの教材がむずかしすぎる
口がうまく回らない、という方はぜひご紹介した原因で当てはまっているものがないかどうか確認してみてくださいね。
シャドーイングの音源が早すぎる
最初にシャドーイングで口が回らないと考えられる原因は「シャドーイングの音源が早すぎる」です。
シャドーイングをするときに気をつけたほうが良いポイントとして、シャドーイングで使う音源が今の自分の英語レベルに合っているかという点があります。
例えば、
の方であれば、英単語一つ一つがある程度聞き取れるくらいのスピードで話されている英語音源をシャドーイングで使うことをおすすめします。
なぜなら自分で聞き取れないレベルの速さの英語音源でシャドーイングをしようとすると、シャドーイングをする前に、発音する英単語そのものを脳が理解できていない可能性があるからです。
シャドーイングのプロセスは
英語の音を聞く→脳が音を感知→その音をまねようと脳が処理→口から発音
というものだと僕は考えています。
音源が速すぎると、「脳を音を感知」できませんし、「その音をまねようと脳が処理」もできません。
そのため、最後の「口から発音」がうまくいかないということになります。
で、どれくらいの英語の音の速さが自分に合った速さなの?
と気になる方もいると思います。
端的に言えば、「口が回る程度の速さ」が正解の速さだと僕は考えています。
もし、正確な「自分のレベルに合ったシャドーイング教材」が知りたいという場合、少々お値段は張りますが、「シャドテン」というサービスを一度利用してみることをおすすめします。
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シャドテンの評判や仕組みについては以下の記事で詳細に紹介しています。
シャドテンでは、始める前にWPM(Words Per Minute=1分間あたりの単語数)を測る「診断テスト」を受けることができます。
この診断テストで現状のあなたが取り組むべき「シャドーイング教材のレベル」がわかるので、この診断テストを受けるだけでもシャドテンを試す価値はあります。
以下から無料体験ができるので、ぜひ一度試してみてくださいね。
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英語の発音ルールを理解していない
次にシャドーイングで口が回らない原因として、「英語の発音ルールを理解していない」があります。
英語の発音ルールは以下の5つです。
- 連結
- 同化
- ラ行化
- 脱落
- 弱形
これらの英語の発音ルールをまずはしっかり理解しておかないと、英語の音源を聞いて理解したつもりでも、いざシャドーイングをすると口がついていかない、口が回らないということになりかねません。
英語の発音ルールは以下の記事でまとめています。
英語の発音ルールなんか知らない!
という方はお時間あるときに参考にしてみてくださいね。
シャドーイングの教材がむずかしすぎる
最後にシャドーイングをするときに口が回らない原因としてあるのが「シャドーイングの教材がむずかしすぎる」です。
さきほどご紹介した「音源が速すぎる」と関連する部分でもありますが、速いだけではなく、教材とする音源で流れてくる英単語がむずかしかったり、読まれている文章で高度な構文が使われてたりすると、シャドーイング時にうまく発音できません。
ほとんど自分が知らない英単語で構成された英文が流れてくると、当然ですがうまく口が回らないですし、シャドーイングの効果も上がりません。
うまく口が回っていないな…
と感じたら、シャドーイングで使う英語音源のレベル、難易度を下げてみてはいかがでしょうか。
【簡単】シャドーイングで口が回やすくするための対処法
シャドーイングでうまく口が回らない原因について、僕の考えをお伝えしてきましたが、
実際どうやって対処すればいいの?
という方に向けて、僕が取り組んできた「シャドーイングで口が回らないときの対処法」をご紹介します。
対処法は以下の3つです。
- シャドーイングの音源の速度を4分の3(2分の1でもいい)にしてみる
- 英語の発音ルールを意識してみる
- シャドーイング教材のテキストをみてオーバーラッピングする
英語が苦手だった僕でも取り組めた対処法なので、ぜひ参考にしてもらえるとうれしいです。
シャドーイングの音源の速度を4分の3(2分の1でもいい)にしてみる
とてもシンプルな対処法ですが、シャドーイングで使っている音源の速度を4分の3にして、少し遅くして再生してみてください。
音源の速さを4分の3にするだけでかなり余裕を持ってシャドーイングできるはずです。
もし速さを4分の3にしても口が回らない場合は、思い切って2分の1にしてもいいと思います。
かなりゆっくりになるので、一つ一つの英単語をしっかり意識して発音することができますし、単語と単語のつながりもわかりやすくなるはずです。
英語の発音ルールを意識してみる
さきほど口が回らない原因でもお伝えした「英語の発音ルール」をしっかり意識してシャドーイングに取り組むことも対処法のひとつです。
英語の「音と音のつながり」や「子音はほぼ発音されない」など、最初はいまいち慣れませんが、根気強く続けていると、あるとき視界が広がる瞬間がきます。
ぜひさきほど紹介した英語の発音ルールの記事をご覧いただき、ルールを意識しながらシャドーイングを続けてみてくださいね。
シャドーイング教材のテキストをみてオーバーラッピングする
最後の対処法として、「シャドーイング教材のテキストをみてオーバーラッピングする」ことです。
英語の音だけを聞いていると、何の英単語なのか、意味がわからない場合がありますよね。
そんなときは必ずといっていいほど口が回っていないと思います。
その場合は無理して何回もシャドーイングしようとせず、一度シャドーイング教材で何と発音されているか、読まれているかを確認しましょう。
シャドーイング教材で字幕が確認できる場合は、その字幕テキストを音声に合わせてオーバーラッピングします。
一度オーバーラッピングすることで、発音されている内容が頭に入るので、次にシャドーイングするときは比較的口が回やすくなるはずです。
ぜひ一度試してみてくださいね。
シャドーイングがもたらす効果
ここまでシャドーイングで口が回らない原因と対処法をお伝えしてきましたが、改めて僕が感じている「シャドーイングがもたらす効果」についてご紹介します。
まずシャドーイングを続けることで
という効果が得られます。
英語に限らず、どんな言語も「口で話せないものは聞き取ることができない」と言います。
なのでシャドーイングで自分の口で発音できるようになった英語は、自然と自分の耳でも聞き取れるようになります。
また、シャドーイングがもたらす効果として、
というものもあります。
ネイティブが発音している教材を使ってシャドーイングをしていると、自然とネイティブが発音する英語のリズムや息遣いも身につきます。
すると、「自然な英語の流れ」のようなものが身につき、発音がよくなるんです。
僕はシャドーイングを続けて、ふとしたときに
あれ、いまの自分の英語の発音ネイティブみたいだった
と感じてうれしくなったことを覚えています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
シャドーイングで口が回らない…
と感じるのは、日本人であれば当たり前のことです。
ぜひ挫けずに、この記事でご紹介した対処法に取り組んでいただき、英語学習を継続してくださいね。
あなたの英語学習を心より応援しています!
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