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いくら勉強しても英語ができない人の特徴。対処法5選をまとめて紹介

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この記事を書いた人
都内在住の30代会社員。TOEIC400点台から、一念発起して英語学習を続けた結果、現在はTOEIC最高915点。中学、高校、大学、社会人とずっと英語に苦手意識を持っていた自身の経験から、「英語が苦手だと感じている人に向けた情報発信」を目指しています!
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いくら勉強してもなんで英語ができないんだろう

僕自身、長年この悩みを抱えていました。中学、高校、大学、社会人と英語の勉強を自分なりにしてきたつもりでしたが、それでも

KATSU

英語ができるようになった!

と自分で感じるようにはなりませんでした。きっとこの記事を読んでくださっているあなたも、英語の勉強に行き詰まって、

いくら勉強しても英語ができない…

と悩んでいると思います。そこでこの記事では、過去の僕がそうだったように、

勉強しても英語ができない人の特徴をご紹介し、その対処法も合わせてお伝えします。

ぜひ今後の英語の勉強の参考してもらえればうれしいです。

目次

「英語ができる」「英語ができない」とはどのレベルか

積み上がった本の画像

そもそも、

「英語ができる」「英語ができない」というのは、どのような状態を指すのでしょうか

僕が考える

英語ができる

は以下のような状態です。

コミュニケーション相手の話している英語の内容を8割程度理解したうえで、自分の考えを英語で相手に8割程度伝えることができる

「8割」としたのは、コミュニケーションのむずかしさを差し引いたと思ってください。

日本語でも相手の言っている趣旨が理解できないことがあったり、自分の言っている内容の趣旨が伝わらなかったりすることがありますよね。

そういった自然に生まれてしまうズレを差し引いたものと、どうしても非ネイティブだとニュアンスの部分でわからないところが出てしまう点を考慮しました。一方で、

英語ができない

はその逆の状態になります。つまり、

相手の話している内容が理解できなければ英語ができるとは言えませんし、自分の考えている内容を相手に英語で伝えることができなければ英語ができていると言えない

と考えています。この

英語ができる

英語ができない

の定義をもとにして、英語ができない人の特徴をみていきましょう。

英語ができない人の特徴とは

膝を抱えている人の様子

ここからは僕自身の経験も交えて、

英語ができない人の特徴

を一つずつ紹介していきます。ぜひあなたご自身にも当てはまる部分がないかどうか確認してみてください。

英語の基礎ができていない

英語をいくらやってもできない…

という人はまずこの点を疑ってみてください。当たり前といえば当たり前なのですが、

英語の基礎がきちんと身についていないと、当然英語をしっかり聞き取ったり、話したりすることはままなりません。

中学校で習う英文法や英単語を疎かにしていると、

いくら難しい英単語や、難解な構文を勉強しても身につきません。

高ければ高い建物ほど、その土台の基礎工事に時間をかけます。英語も同じです。

高い英語力を身につけたい

英語ができるようになりたい

と感じているのであれば、

はじめに基礎をしっかり身につけることで、その後の成長のスピードが変わります。

なので、もし英語をいくらやってもできないという方は、まずは英語の基礎を身につけましょう!

学習量が足りていない

これは僕自身が反省している点でもあるのですが、「英語をいくらやってもできない」と感じている方のなかには、




そもそも学習量が足りていない


というケースが考えられます。


「英語の勉強を続けている」という姿勢はすばらしいのですが、1日30分、1週間で3時間…などという時間では、1年に換算すると、200時間ほどにしかなりません。


日本人が英語を習得するのに必要な時間として「2200時間」が一つの指標であるとされています。


アメリカ国務省付属の外国語研究機関FSI(Foeeign Service Institute)は、英語ネイティブが英語以外の外国語を習得するときの難易度を5つ(カテゴリーⅠ〜Ⅴ)に分けています。


日本語はその難易度のなかで、中国語(北京語、広東語)やアラビア語などと並んで最も難しいランクのようです。


ということは、日本語ネイティブが英語を習得するときも同じ難易度であると考えられます。


この最も難しいランクの言語を習得するのに必要とされる時間が2200時間です。


しかも、この2200時間はアメリカの非常に優秀な人材が必死にトレーニングをして、の時間なので、最低2200時間と考えることができそうです。


日本で教育を受けると、中学高校で1200時間程度を英語の勉強に費やしているそうです。


仮に残り必要な勉強時間が1000時間だとして、さきほどの1日30分強ペースで勉強しても、1年で200時間。つまり1日30分強ペースでやると最低5年はかかるということです。


いかがでしょうか。


1日30分ペースだと、そう簡単には「英語ができる」状態にはなかなか到達しづらいことがわかっていただけるかと思います。


僕自身、毎日少しずつ英単語を暗記したり、英語長文を読んだりして、

KATSU

今日も英語を勉強したぞ!

と自己満足にひたるものの、しばらくその勉強法を続けても全然英語ができるようになった実感が持てず

KATSU

なんでこんなに毎日勉強しているのにできるようにならないんだ!

と悩んでいました。


これは絶対的に勉強時間が足りていないケースだったと感じています。


今英語がいくらやってもできない、と感じている方は、もしかしたら学習量が足りていなかったという可能性を考えてみてもいいかもしれません。


さきほどお伝えした最低1000時間を基準に目標の勉強時間、勉強期間を設定して、毎日はむずかしかったとしても、少しずつ勉強量を増やしてみてはいかがでしょうか。

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英語を日本語で理解しようとしている

「勉強の量はかなりやっているのに、それでも英語ができない」


という方は、「英語を日本語で理解しようとしすぎている」可能性があります。


英語を聞いて、それを日本語に変換するというプロセスは慣れるまでは当然起きるとは思いますが、その思考プロセスだと、「英語ができる」という状態になるまでに相当な時間を要します。


つまり、

英語(リスニング)

→日本語(理解)、日本語(思考)

→英語(スピーキング)



という段階を経てコミュニケーションをとろうとすると、どうしても時間がかかってしまい、スムーズなコミュニケーションができません。


英語でコミュニケーションをとって、英語ができる状態になるためには

英語→英語

という思考プロセスができるように、意識的に英語を英語のまま理解するように努めましょう。

英語の音を理解していない

KATSU

リーディングはできるんだけど、リスニングになるとさっぱり…

という方も多いかもしれません。


僕がまさにそのタイプでした。


TOEICでもリーディングの点数は伸びるのに、リスニングがいまいち伸びない、リスニングで何を言っているのか聞き取れないという状態が続いていました。


そういった方は、英語の音の理解が十分ではない可能性が高いです。


簡単な例でいえば、アメリカのネイティブの人が話すと、

“because of”

「ビコーズ オブ」ではなく「ビコーゾブ」と発音されますし、

“told me”

「トールド ミー」ではなく「トールミー」と発音されます。


このように英語独特の発音を理解していないと、リスニングの場面になって「?」となってしまいます。

アウトプットが足りていない

いくらやっても英語ができない、と感じている人の特徴の最後は「アウトプットが足りていない」ケースです。


さきほども触れたように、英語ができるためには、英語を聞いて理解するだけではなく、英語で伝えられるようになる必要があります。


伝えられるようになるためには、英語のアウトプット練習が欠かせません。


このアウトプット抜きに英語ができる状態にはなりません。


アウトプット練習をせずに、英語が話せるようになることはないので、注意が必要です。

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英語ができるようになるための対処法5選

ソリューションと書かれた画像

ここまでいくらやっても英語ができるようにならない人の特徴をみてきました。


それでは、どうすれば英語ができるようになるのか?




ここからは英語ができるようになるための対処法をお伝えしていきます。

基礎の勉強をやり直す

まず、英語の基礎ができていない、中学校で習った英単語や英文法が怪しい、という人は徹底的にこの基礎的な英語をやり直しましょう。


基礎勉強は主に2つあります。

それが単語文法です。

単語学習

単語学習のやり方は色々あります。


中学生向けの単語帳で勉強を始めてもいいですし、社会人でTOEIC対策を中心に進めている方はTOEIC特化型の単語帳で勉強を始めてもよいと思います。

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TOEIC対策ではそれぞれ自分にあったレベルの単語帳を選ぶことをおすすめしますが、僕は「金フレーズ」を特におすすめします。

金のフレーズの勉強法が気になった方はこちらでも紹介しているので参考にしてみてください。

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文法学習

文法も単語と同じくらい色々な参考書がでていますよね。


最終的にはご自身で最初の数ページを眺めてみて、わかりやすそうだと思える参考書を買うのがベストだと思います。


人それぞれ好みがあるので、自分に合ったもので勉強を進めることが一番学習が捗ります。


そのうえで、僕自身は「覚えやすい順番で【7日間】学び直し中学英語」を使って勉強しました。

難しい英単語も出てきませんし、「SVOC」などと言った挫折のきっかけになるような表現もなく、例文とともにわかりやすく、文法についてまとまっている印象です。


初心者、英語に自信がないという方には非常におすすめです。

膨大なインプットで学習量を増やす

それができたら苦労しない、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり大事なのは勉強量、つまりインプットを圧倒的に増やすことです。


インプットの量を増やす過程で、さまざまな英文を読んだり、英単語に触れることになります。


そのようにたくさんの英語に触れることで、自然と英語を英語の語順のまま理解できるようになります。


僕はこれをスラスラ感と勝手に表現していますが、このスラスラ感」を身につけているのと身につけていないのでは、雲泥の差です。


これが身につくと「英語ができる」状態にかなり近づいたと感じるはずです。

英語を英語のまま理解できるようにする

さきほども述べたように、英語を英語のまま理解できるようになることで、英語ができる状態にかなり近づきます。


そのために膨大なインプットをする必要があることは述べましたが、膨大なインプットのなかで以下の方法も有効なので参考にしてみてください。

シャドーイング

ご存じの方も多いかもしれませんが、英語の音声を聞きながらそれに続いて発声するトレーニング方法がシャドーイングです。


シャドーイングをやったことがある方はわかるかもしれませんが、シャドーイングは自分で聞き取れた英語しか発声できません。


逆に発声できるようになれば、その英語は十分聞き取れるということです。


おすすめのやり方は、

  1. 英文を見ないで英語の音声だけでシャドーイング
  2. 英文を見ながらシャドーイング
  3. 英文を見ないで英語の音声だけでシャドーイング

を繰り返すことです。




①で全然聞き取れず発声できなかった英語を②で理解し、最後③で定着させるイメージです。


シャドーイング初心者の方には、こちらの記事も参考になると思います。


ぜひお時間があるときに見てみてください。

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英語の音をしっかり把握する

さきほど「英語の音を理解していない」という英語ができない人の特徴として挙げた対処法として、英語の音声変化に慣れる必要があります。


英語の音声変化に5つのパターンがあり、

  1. 連結
  2. 同化
  3. ラ行化
  4. 脱落
  5. 弱形

です。


英語の音声変化についてはこちらの記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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こうした英語独特の音変化に慣れるには、まず自分で発音してみることをおすすめします。


シャドーイングのパートでお伝えしたように自分で発音できると、自然とその音が聞き取れるようになります。




逆に、自分で発音できない音は聞き取れません。


自習で英語の発音に慣れ、音声変化を自分でも実践できるように感じたら、ぜひオンライン英会話など実践の場でも試してみてください。

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まとめ

手を差し伸べる画像

いかがだったでしょうか?


「いくらやっても英語ができない」


と感じている方向けに、英語ができない人の特徴とその対処法を紹介してきました。


僕自身、英語ができるようにならないと悩んでいたので、お悩みの気持ちがとてもよくわかります。


そのうえで最後に1つお伝えしたいのは、「決して諦めないでほしい」ということです。


いくらやってもできるようにならないから、英語の勉強そのものをやめちゃおうというのはある意味簡単です。


一方で貴重な時間を割いて、孤独に勉強を続けることはたしかにつらいです。


それでも勉強を続けなければ見えない景色があるということもぜひ知っていただきたいです。


英語の勉強は続けることに意味がありますし、その勉強を続けていればある日突然、視界が開けるときがあります。




ぜひこの記事を一つのきっかけに、英語の勉強をもうちょっとがんばってみようと思ってくださる人がいればうれしいです。


今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!

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