英検準1級をとりたいけど、どんな対策をしたらいいかわからない…
どうやったら一発で英検準1級に合格するの?
と考えている方に向けて、この記事では
英検準1級のレベル感や合格率のほか、英検準1級の勉強方法
についてご紹介します。
英検準1級は英語の上級者でもむずかしい試験ですが、この記事を読んでいただくことで少しでも合格に近づいてもらえるはずです!
まず最初に英検準1級の概要についてご紹介していきます!
英検準1級について
まず
について簡単にご紹介していきます。
そのうえで英検準1級の難易度と合格率について見ていきます。
英検準1級の試験内容
英検準1級は1次試験(筆記・リスニング)と2次試験(スピーキング)と2回に分かれています。
それぞれの試験内容は以下の通りです。
1次試験
英検準1級の1次試験では、筆記(90分)とリスニング(約30分)が課されています。
まず筆記ですが、試験の内容はリーディング(語彙、長文読解)とライティング(英作文)に分かれています。
試験の流れとしては筆記の後にリスニングです。
TOEICではリスニングが先にあり、その後にリーディングなので注意が必要ですね。
英検準1級とTOEICのちがいとして、
英作文で記述が必要になる点
です。
リーディングとリスニングは四択のマークシート方式でTOEICと同じですが、ライティングは記述式なのである程度準備が必要です。
2次試験
1次試験を無事通過することができたら、次の2次試験はスピーキング(英語での面接)になります。
面接のスタイルは面接官との1対1です。
スピーキングの流れは
- 自己紹介を含む簡単な会話
- 4コマ漫画(イラスト)のナレーション
- 漫画(イラスト)についての質問
- 漫画(イラスト)についての受験者の意見を聞く質問
という流れが一般的です。
2次試験のスピーキングで問われる4コマ漫画(イラスト)の内容は社会性の高い分野や身近な問題や課題が出題されることが多いです。
後ほどの勉強方法の紹介でもお伝えしますが、こうした即興のテーマについての会話練習にはDMM英会話の「デイリーニュース」を利用するのがおすすめです。
難易度も英検準1級レベルのものも多いので、スピーキングに不安があるという方は1〜3ヶ月間ほど練習すると面接でもスムーズに対応できるはずです。
\ 初月50%オフキャンペーン中!/
6,980円→3,490円(税込)
DMM英会話を僕自身が3ヶ月試して得られた効果は以下でまとめているので、こちらもぜひ利用の際は参考にしてみてくださいね。
英検準1級の難易度
英検準1級の難易度ですが、英検の中で1級の次にむずかしい級ということもあり、英語上級者でも取得がむずかしい資格のひとつです。
英検の公式ホームページによると、英検準1級は「大学中級程度」であり「エッセイ形式の実践的な英作文の問題が出題されます。『実際に使える英語力』の証明として高く評価されています」としています。
審査基準として、同じく公式ホームページでは「社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」としています。
審査領域の4技能についてはそれぞれ
読む=社会性の高い分野の文章を理解することができる。
聞く=社会性の高い内容を理解することができる。
話す=社会性の高い話題についてやりとりすることができる。
書く=社会性の高い話題についてまとまりのある文章を書くことができる。
という審査基準を設けています。
また、英検準1級合格に必要な単語数は7000〜9000語とされており、英検2級合格に必要な単語数の4000〜6000語と比べても難易度が上がっていると言えます。
英検準1級の合格点・合格率
難易度が高い英検準1級ですが、実際の合格点や合格率はどれくらいなのでしょうか?
それぞれみていきましょう!
1次試験の合格点
まず英検準1級の1次試験ですが、CSEスコアという指標を使って合否が出ます。
リーディング、リスニング、ライティングはそれぞれ750点満点で、英検の公式ホームページによると、これら3技能の合計点が1792点を超えると合格とされています。
2250満点の1792点なので、割合だと79.64%。
つまり、
です。
2次試験の合格点
1次試験を無事通過できた後の2次試験(スピーキング)もCSEスコアで合否が決まります。
スピーキングテストも1次のリーディング、リスニング、ライティングと同じく、満点は750点です。
そのうえで、公式ホームページによると512点以上が合格基準となっているようです。
割合だと68.27%。
面接なので判断基準はむずかしいですが、
です。
英検準1級の合格率
1次試験、2次試験の合格点についてご紹介してきましたが、
実際どれくらいの人が合格しているのでしょうか?
色々と調べたところ、2016年度以降の合格率は公表されなくなってしまったようです。
それ以前で最新の合格率がわかるのが2015年度のものです。
そのデータによると、2015年度の英検準1級の合格率は16.0%だったようです。
それ以前、2014年度は15.3%、2013年度は15.3%、2012年度は15.1%、2011年度は14,5%だったようなので、
ということになります。
こうした合格率のデータを見ると、英検準1級の合格率は決して高くなく、非常にむずかしい試験と言えます。
英検準1級のメリット
かなり難易度が高いということがわかった英検準1級ですが、
実際に取得できるとどんなメリットがあるのでしょうか?
取得するメリットは、あなたが学生か社会人かでも変わってくると思います。
もしあなたが高校生や大学生であれば、
ことがメリットと言えます。
一方で社会人の方でも英検準1級レベルの試験に合格することは、一定レベルの英語力がある証拠になるので、
といった場面で大きなメリットになるはずです。
英検準1級の勉強方法
ここまで英検準1級について、色々とご紹介してきましたが、ここから
英検準1級に受かるための勉強方法
をご紹介します。
ここまで見てきたとおり、英検準1級はかなりむずかしい英語試験です。
なので基礎をしっかりと固めたうえで、さらに正しい英語学習の積み上げが必要です。
それぞれ英検準1級のパート別に勉強方法をお伝えしていくので、ぜひ参考にしてもらえるとうれしいです。
英単語(リーディング)
英検準1級の合格に向けて、単語の意味理解は非常に重要な部分を占めています。
というのも、特にリーディングパートの文法問題では、単語の意味さえしっかり理解できていれば正答できる問題が多くあります。
リーディングパートの文法問題の25問中20問以上が語彙問題なので、英単語の理解が英検準1級合格には必須です。
僕自身の経験から、合格に向けての勉強で使えるおすすめの英単語帳は「英検準1級 でる順パス単」です。
英検準1級の合格のために、頻出する単語が順番に掲載されているので非常に効率よく単語学習ができるはずです。
長文読解(リーディング)
英検準1級のリーディングパートでは、語彙問題のほかに、長文読解問題が16問出ます。
長文読解では、科学や医学、歴史といった比較的学術的な内容が多いです。
慣れるためには、まず英検準1級の過去問を数回解いてみることをおすすめします。
そのうえで、しっかりと答え合わせをして、
自分がどの文章を理解できていなかったのか?
英単語の意味がわからなかったのか?
それとも構文の意味を理解できていなかったのか?
これらを一つひとつ丁寧に復習していきましょう。
そのうえで読むトレーニングに加えて、「シャドーイング」を英語学習に取り入れることをおすすめします。
なぜシャドーイングがいいか、というと単純に「英文を読むスピードが上がるから」です。
シャドーイングをどうやったらいいかわからないという方や、シャドーイングで口がうまく回らないという方は以下の記事を参考にしてみてもらえるとうれしいです。
英作文(ライティング)
英検準1級の勉強でもむずかしいのが英作文(ライティング)だと僕は感じています。
というのも、TOEICではライティングパートはありませんし、これまで実際に英語ライティングの勉強を本格的にやっていたという方は比較的少ないのではないでしょうか。
英検準1級のライティングでは与えられたトピックについて、自分の意見を英語で簡潔に、論理的にまとめなければいけません。
ただ、解答方法がわかると意外とやらなければいけないことはシンプルで、自分の意見をテンプレ化された文章の型に当てはめるという作業になります。
英検のライティング対策については以下でまとめているので、ぜひ一度参考にしてみてください。
リスニング
1次試験の出題範囲で、最後のパートはリスニングです。
英検準1級のリスニングは、パート①、②、③に分かれていて、
- パート①は男女の会話
- パート②は150字程度の文章
- パート③は実生活におけるアナウンスや音声ガイド
が出題されます。
リスニング対策の勉強方法としては、まず過去問で一度リスニング問題に挑戦してみる。
そのうえで自分が聞き取れなかった部分を再度聞きなおし、それでも理解できなかったら解答解説についているスクリプトを見ながら問題を聞きましょう。
すると、自分がなぜ聞き取れなかったのかという原因が見えてくると思います。
そもそも単語の意味を知らなかったのか?
前後の前置詞や助詞とくっついて聞き取れなかったのか?
英語の発音のルールもしっかり理解できていないと英検準1級のリスニングには対応できません。
これを機会にしっかり英語の基礎を理解しておきましょう。
スピーキング
最後に2次試験対策としての「スピーキング」の勉強方法です。
さきほども述べたとおり、2次試験のスピーキングでは与えられたテーマに対して即興で自分の意見を答えることが求められます。
なので、日頃から英語で会話する練習は必須です。
ひと昔前だと
という環境でしたが、ネット普及と通信回線スピードの向上で、今ではオンライン英会話が格安で利用できる世の中になりました。
僕自身はオンライン英会話を利用することで、スピーキングの勉強がめちゃくちゃ捗ったと感じています。
僕自身がおすすめしたいオンライン英会話はさきほどお伝えしたDMM英会話に加えて、ネイティブキャンプ、Kimini英会話、レアジョブ英会話、QQEnglishです。
\ 初月50%オフキャンペーン中!/
6,980円→3,490円(税込)
\ 今なら1週間無料キャンペーン中! /
Amazonギフト券5,000円分もらえる
\ 10日間無料で体験できる /
「学研」のオンライン英会話
\ 公式サイトで割引情報をチェック! /
英語教材完全ガイド「オンライン英会話部門2023年版」
第1位
これらの特徴をまとめて比較した記事もあるので、オンライン英会話の利用を考える際にぜひ参考にしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ここまで英検準1級の内容のほか、合格点や合格率、そして英検準1級に合格するための勉強法をお伝えしてきました。
この記事内でもお伝えしたとおり、英検準1級は非常に難易度の高い試験です。
ただ、
しっかり対策をして、コツコツと正しい学習を続けることができれば一発合格は決してむずかしいものではありません。
ぜひこの記事でご紹介した勉強方法で英検準1級合格を勝ち取ってください!
あなたの英語学習を陰ながら応援しています。
\ 初月50%オフキャンペーン中!/
6,980円→3,490円(税込)