英単語が覚えられない…!!!
という悩みを抱えたことありませんか?
この記事の筆者である僕自身、英語の勉強がそもそも苦手だったので、英語を勉強するたびに毎回「英単語ってなんでこんなに覚えられないんだろう…」と感じていました。
英単語が覚えられないと、英語の勉強そのものが嫌いになって、英語に対しても苦手意識を持つようになってしまいますよね…。
この記事では、
そんな悩みを抱えたあなたに向けて、
「効率的に英単語を覚える方法」をお伝えします!
早速見ていきましょう!
社会人が効率的に英単語を覚える方法は?
社会人になると、日々仕事や家事、子育てなどで時間がなかなかないですよね。
そんな忙しい社会人が効率的に、無駄なく、英単語を覚えるにはどうしたらいいか。
TOEIC915点をとることができた僕自身が考える、「効率的に英単語を覚える流れ」は以下のとおりです。
- 自分にあった英単語帳を選ぶ
- 1日に覚える英単語数と目を通す英単語数を決める
- 正しい英単語の発音を確認しながら音読
- 覚える英単語を映像でイメージする
- 英単語を使うシーンを確認する
- 前回覚えた英単語を復習しながら、次の英単語を覚えていく
それぞれ具体的にどういうことか、説明していきますね。
①自分にあった英単語帳を選ぶ
英単語を覚えるための第1ステップは、「自分に合った英単語帳を選ぶ」ことです。
「自分に合った」という点がポイントで、どういうことかというと、つまり「自分の目的に合った」ということになります。
例えば、TOEICの点数を伸ばしたいのに、中学生におすすめの英単語帳や高校受験用の英単語帳をたくさん勉強することは、無駄にはなりませんが、非効率です。
TOEICの点数を伸ばしたいのであれば、TOEICに出てくる英単語に特化した英単語帳を選ぶべきだと僕は考えています。
なので、ぜひあなた自身が
「英単語を覚えて何がしたいのか?」
「何のために英単語を覚えるのか?」
をしっかり考えて、目的に合った英単語帳を選ぶようにしましょう。
TOEIC対策という意味で、僕がおすすめしている英単語帳は「金フレーズ」です。
金フレーズの魅力、勉強方法は別途、ほかの記事でご紹介しているので、金フレーズで勉強したい!という方はぜひ参考にしてみてください。
また社会人におすすめの英単語帳をまとめてご紹介しているので、こちらの記事も参考にしてみてください。
②1日に覚える英単語数と目を通す英単語数を決める
英単語を覚えるには、基本的に毎日少しずつの学習が必要です。
そこで、1日に覚える英単語数と、目を通す英単語数を決めましょう。
僕自身は基礎ができていないな…と思っていた時期は1日50~100単語を覚えて、目を通す英単語はその倍の100~200単語前後、というイメージで勉強していました。
「目を通す英単語」というのはゼロから意味を覚える
というものではなく、ある程度意味を覚えていて、その意味を思い出すための英単語というイメージです。
合計150~300単語と聞くと、「結構な量」という印象を持つかもしれませんが、この量を勉強するのは学習し始めた日から大体10日くらいです。
10日間、毎日続けることができれば、覚えた英単語はどんどん増えていくので、「覚える英単語」よりも「目を通すだけの英単語」ばかりになっていきます。
そうなれば実際は300単語くらいに目を通すことになっても、かかる時間は当初の半分以下(初日に2時間かかっていたとしたら、30分未満くらいになる)になるはずです。
たしかに最初はハードですが、続ければ続けるだけ楽になるので、ぜひ継続を意識してみてください。
③正しい英単語の発音を確認しながら音読
さて、ここからは実際の覚え方の方法論になります。
僕が英単語を覚えるときに大事にしている点として、「発音の理解」と「音読」があります。
どういうことかというと、文字として英単語を覚えたとしても実際にリスニングの場面でその英単語を聞き取ることができなければ「英単語を覚えた」とは言えません。
だからこそ、英単語の正しい発音を理解する必要があります。
現代では、Googleで覚えたい英単語を検索すれば、すぐに正しい発音がわかりますので、英単語を覚えるときは、英単語の意味とあわせて「正しい発音」もしっかり覚えるようにしましょう。
さらに、正しい発音がわかったら、その発音をまねて自分自身で音読して覚えるようにしましょう。
英単語を実際に声に出すのと、出さないのとでは、脳への定着率がかなり変わります。
横着せずに、しっかりと英単語を正しい発音で、声に出して覚えていきましょう。
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④覚える英単語を映像でイメージする
毎回英単語を声に出しながら覚えているけど、すぐに忘れちゃう…
という方も当然いらっしゃると思います。
そういう方にお伝えしたいのは、「覚えようとしている英単語を映像や画像でイメージしてみてください」ということです。
人それぞれ覚えやすい、覚えにくいという特性はありますが、僕自身は映像と結びつけると脳に記憶が定着しやすいタイプでした。
そのため、英単語を覚えるときは、意味や発音とあわせて、英単語のイメージも記憶するようにしていました。
例えばdairy(名詞:乳製品)という英単語がどうしても覚えられなかったとします。
そういうときはGoogleで「dairy」と画像検索すると乳製品の画像がずらっと並びます。
今後dairyを覚えようとするときは必ず、この画像を見ながら発音して記憶するという作業してみましょう。
そして、逆に画像だけを見て、「この意味は?」と自分の脳内で記憶を呼び起こすようにトレーニングするんです。
すると、画像を見て「dairy」、「dairy」と聞いたらあの画像、という感じで記憶がつながり、覚えやすくなります。
人間は意味のない文字の羅列よりも、映像化されたもののほうが覚えやすいです。
小説のワンフレーズよりも映画のワンシーンのほうが思い出しやすいのと一緒の理屈だと思います。
⑤英単語を使うシーンを確認する
さらに覚えた英単語の定着をよりスムーズにするために、
その英単語がどういう場面で、どのような形で使われやすい単語なのか
を確認しながら覚えていきましょう。
ただ、この作業はスムーズに覚えられなかった単語を中心に行っていくことをおすすめします。
なぜかというと、一番最初に覚えるときからこの作業をしようと思うと結構な時間を要するので、「覚えられなかった英単語限定」「長期記憶にしたい英単語限定」で、この学習法を進めてみてください。
僕自身は、「PlayPhrase.me」というサイトで英単語を使うシーンを確認していました。
このサイトで、自分が覚えたい英単語を入力すると、色々な映画やドラマなどで、その英単語が使われたシーンだけをいくつかピックアップしてくれます。
そのシーンを見ると、なんとなくその英単語が使われるシーンや、前後関係でよく併用される英単語などもわかるので、おすすめです。
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⑥前回覚えた英単語を復習しながら、次の英単語を覚えていく
ここまで英単語を覚える流れをお伝えしてきましたが、最後のフェーズは、これまで覚えてきた英単語を復習しながら、次に新しい英単語を覚えていく、というものになります。
例えば英単語学習の初日に50単語を新しく覚えたとしたら、2日は初日に覚えた50単語の復習と新規の英単語50単語を覚えていく、ということになります。
この場合、おそらく初日に覚えた50単語のうち、本当に覚えた英単語は10~20単語くらいだと思います。
なので2日目、3日目、4日目と、初日に覚えた英単語を繰り返し復習して、記憶を定着させていきましょう。
英単語がなかなか覚えられない理由
「英単語の覚え方、覚える流れは大体わかったけど、そうは言ってもなかなか英単語を覚えられない」
という方。
以下の「覚えられない行動、勉強法」をしていないでしょうか?
- 1回で覚えようとしている
- 英単語帳を目でなぞっているだけ
- 英単語だけを字面で覚えようとしている
「心当たりがある…」という方に向けて、それぞれ簡単にご紹介します。
1回で覚えようとしている
さきほども「繰り返しの復習が大事」とお伝えしましたが、よほどの天才、高いIQをお持ちでない限り、人間はすぐ忘れます。
1回見たり、聞いたりしただけで英単語を覚えられるわけがありません。
1回見たのに次の日になったらもう忘れている…なんて自分はダメなんだ…
と思っている方がいれば、それは間違いです。
1回で覚えられるわけがありません。
繰り返し、繰り返し覚えるようにして、初めて覚えられるのが英単語です。
英単語帳を目でなぞっているだけ
毎日英単語帳を見て勉強しているのに、全然覚えられない…
という方。
英単語を声に出したり、紙に書き出したり、画像でイメージしたりして覚えようとしていますか?
英単語帳を開いて、英単語の文字列だけを見て、なぞっているだけでは英単語は記憶に定着しません。
もしかしたら、数週間は記憶に残るかもしれませんが、ちょっと間をあけたら瞬く間に記憶から抜けていってしまうことでしょう。
英単語だけを字面で覚えようとしている
さきほど声に出して、画像でイメージして覚えましょう、ということをお伝えしましたが、英単語を字面だけで覚えることは困難です。
一部の天才を除いて、言葉は字面ではなく、使うシーンで覚えます。
ぜひ、字面だけで覚えようとせず、発音して、イメージして、使うシーンを想定して覚えるようにしてみてください。
英単語を覚えるコツ3選
ここまで英単語を覚える流れと、英単語を覚えられない理由を解説してきましたが、追加で僕自身が感じている英単語を覚えるコツを3つほどお伝えしたいと思います。
コツは以下のとおりです。
- 「一気に1時間より、こまめに10分」の方が吉。何度も反復する
- 声に出す。手を動かす。目で見る
- アウトプットを意識する。単語を使おうとする(使ってみる)
それぞれ見ていきましょう。
「一気に1時間より、こまめに10分」の方が吉。何度も反復する
「繰り返し、何度も」とここまでお伝えしてきたことに通ずる部分がありますが、英単語を覚えるうえで大事なことは、「一度に」ではなく「何回も」ということです。
そのため、極端な話をすれば「1週間に1回、1時間英単語の暗記をする」よりも「1週間毎日、10分英単語の暗記をする」ほうが効果的です。
1時間や10分という時間は例え話ですので、ぜひご自身の目標に合わせて、英単語学習の時間を割り当ててみてください。
具体的な勉強時間の目安を知りたいという方は、以下の記事で英語学習を進めるうえでの目安時間などをご紹介しているので参考にしてみてください。
声に出す。手を動かす。目で見る
発音する、画像としてイメージする、という部分と通ずるコツですが、
やはり人間の五感、特に耳、手、目を使うとより効果的に英単語を覚えることができるはずです。
正しい発音を耳で聞き、口に出して発音し、実際にノートやメモに英単語を書き、最後はその英単語のイメージを目でみる。
この一連の動作をすることで、ただ単に英単語の字面を追って暗記するよりも圧倒的に覚えやすくなると思います。
アウトプットを意識する。単語を使おうとする(使ってみる)
最後のコツは、英単語を覚えるときに、アウトプットを意識することです。
つまり、実際に覚えた英単語を使うことを想定する、または英語を話す想定でうまく英語で表現できない単語を覚えるということを意識するということです。
学習の仕方としては、英単語を覚えたら、合わせて例文を暗唱できるようにしたり、オンライン英会話といった実際に英語を話す場で使ってみたりすることをおすすめします。
そうは言っても、いざアウトプットしようと思うと怖い…
とオンライン英会話そのものに苦手意識がある方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。
オンライン英会話への恐怖心を取り除いて、ぜひ英単語習得の場としてオンライン英会話を活用しましょう。
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まとめ:あとは実行あるのみ!
いかがだったでしょうか?
ここまで筆者自身が実際に取り組んできた、社会人向けに「効率的な英単語の覚え方」についてご紹介してきました。
繰り返しになりますが、最後に大事になるのは「継続と復習」です。
簡単ではありませんが、実行すれば必ず成果は伴います。
ぜひ一緒に英語学習をがんばっていきましょう。
今回も最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!